大府市 晴レル屋 つけめん全部のせ
この夏のテーマは「原点回帰」である。 就職して、人間のイヤらしさや欲望にかき乱されて来た私は、日々の食に対する思い、いや「ラーメン」に対する思いを忘れかけてきた。 そこで、この夏は、あの時オレは何が好きだったの?という自問自答を投げかけ続ける決心をした。 大学院時代、私はこの「つけめん」に何度となく助けられた。 頼むは「全部のせ」からの「ぞうすい」。 1000円を超える、フルコース。 「濃厚豚骨魚介の完成型」は未だに健在。 チャーシューがペラペラになった。 酢の成分が強くなった。あまずっぺぇ、あまずっぺぇ、あまずっぺぇ。 あまずっぺぇ恋を思い出す。 あまずっぱさにより、麺を啜る力がグングン上昇。 お水でお口なおしなどするスキマは皆無。 モグモグしながらの、つけ汁INへ。 麺をつける度、冷たくなるつけ汁も、尚うまし。 感動こそないが、絶大なる安心感を与えてくれる。 ここ数年で「晴レル屋グループ」は急成長。 多くの店が愛知県にある。 大府まで足を運ばなくても、濃厚豚骨魚介系つけめんを食べられる。 しかし、そんな状況だからこそ、何が原点なのか、何が始まりだったのか、 考えたい。 シフクノトキとはこのことだ。 大府に新しいスタバができた。5000円チャージすると、一杯無料。 ここぞとばかりに、一番デカいサイズを注文。 数年前愛した大府の町も刻刻と変貌を遂げる。 オサレな町へ一歩前進。 ダークモカチップフラペチーノの甘さが、舌にはちょうど良い。 満足度…★★★★☆(4・5)